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スタッフブログ 2026年4月(新しい国旗と春の風景)

 今回は、ちょっとした“見た目の変化”と、南仏の春の様子をお届けします。
まずはお知らせから。
ITER機構を訪れた方の記念撮影スポットとしておなじみのエントランス、あのITERロゴと参加極7極の国旗が並んでいる場所ですが、このたび旗がリニューアルされました。 色合いもぐっと鮮やかになって、写真映えもさらに良くなっています。これから訪問される方は、ぜひ新しくなった背景で一枚いかがでしょうか。

リニューアルされた旗たち

左からITER旗、日本国旗、韓国国旗

 さて、外に目を向けると――
ここ南仏は、穏やかな天気が続いています。綺麗に咲いていたサクランボの花は散ってしまいましたが、その代わりに実がぐんぐん育ってきています。気づけば、ずいぶんと大きくなっていて、「ああ、季節が進んだなあ」と感じる瞬間です。

サクランボの木

サクランボの実がたわわに実っています

桜の次に主役になっているのが、アカシアの花。
ふわっと甘い香りが漂っていて、歩いているだけで“春だなあ”と実感します。フランスではこのアカシア、食用にも使われたりするんですよ。天ぷらのようにして食べる地域もあるとか。ちょっと意外ですよね。

ITER本部建屋の前のアカシア

アカシアの花

アカシアの木とITER旗

さらに、ITER機構サイト内のちょっとした見どころをひとつ。
レセプションからITER本部建屋へ向かう通路にある白藤が、今年もきれいに咲いています。背は低めなのですが、その分、花を間近で楽しめるのが魅力です。白い藤は日本でも少し珍しい印象がありますが、こちらでは爽やかな春のアクセントになっています。

ITERサイト内に咲く白藤

ITERサイト内に咲く白藤

藤といえば、日本の藤もこの時期とても見事ですよね。
日本の藤は棚いっぱいに広がって、紫のカーテンのように咲くのが特徴ですが、こちらフランスでは比較的コンパクトにまとまった姿が多く、同じ藤でも雰囲気がずいぶん違います。

フランスにて、スタッフの家のご近所さん宅の藤

フランスにて、スタッフの家のご近所さん宅の藤

日本にて、那珂研の藤、とイーターちゃん

日本にて、那珂研の藤

 気候の違いも、こうした花の咲き方に影響しているのかもしれません。
南仏の春は乾燥していて日差しが強く、比較的カラッとした暖かさ。一方、日本は湿度が少しずつ上がっていき、やわらかい空気の中で花が長く楽しめる印象があります。だからこそ、日本の藤はあの“しだれる美しさ”が際立つのかもしれませんね。

ちなみに、藤の花には「歓迎」や「優しさ」といった花言葉があるそうです。 新しい出会いが増えるこの季節にぴったりの花ですね。
エントランスの新しい国旗とともに、構内の春の景色もぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。


 そうそう、お休みの日に、フランス・エクス近郊の小さな村、ル・トロネを通りかかった際、マロニエの花が美しく咲いているのを見かけました。

春の青空に映える新緑のマロニエの木

日本では「セイヨウトチノキ」と呼ばれるマロニエは、ヨーロッパ原産の落葉高木です。春から初夏にかけて、白や淡いピンク色の花を円錐状に咲かせ、その姿はまるで木々にキャンドルが灯ったようにも見えます。
大きな葉と存在感のある花姿が特徴で、フランスでは街路樹や公園樹として広く親しまれています。
マロニエの花言葉には、「誠実」、「真心」、「贅沢」 などがあります。堂々とした樹形や華やかな花姿に由来するとされています。
また、花にはほんのり甘くやさしい香りがあり、近づくと上品で爽やかな春の香りを感じることができます。強すぎず自然な香りは、南仏の穏やかな風景によく調和しています。

まるでキャンドルのように華やかなマロニエの花

 南フランスでは、こうした季節の花々が日常の風景に彩りを添えています。マロニエもまた、その土地ならではの自然の豊かさと春の美しさを感じさせてくれる樹木です。