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安全性、セキュリティ、品質、環境保護に関する ITERの方針

ITERプロジェクトの使命と原子力事業者としての責務

 ITERプロジェクトの目的は、核融合エネルギーが平和目的で利用可能であることを科学的および技術的に実証することであり、その核心となるのが、持続的な核融合発電の達成である。この挑戦において、ITER機構と各極国内機関は、原子力安全、労働安全衛生、品質、環境保全を最優先に取り組む。

したがって、ITER機構と各極国内機関はともに次の事項に取り組む。

  • 従業員や請負業者、そしてITER施設周辺の地域住民にとって安全な環境の確保
  • 日常業務の中で安全文化と品質文化の育成
  • リスクと機会を適切に管理し、品質低下の防止のための最良の産業手法を実施することにより、すべての活動において期待される品質水準を達成
  • 安全当局の要求と規制の確実な遵守

さらに、ITERにおいては

  • 原子力安全と品質の確保は、ITER施設の性能に影響を及ぼす重要な機器及び活動の監視と管理を担う運用部署内のラインマネジメントが責任を負う
  • 独立した安全監視機関が、この方針の実施状況と、関連対策の妥当性を確認する
  • マネジメントは、原子力安全、品質、放射線防護、悪意対策、セキュリティ、健康衛生、自然環境保護に関わる重要なコンポーネントと活動の監視および品質監督を行う

マネジメントの責任

マネージャーとして、以下の事項に取り組む

  • この方針を日常業務の中で確実に実施し、チーム、所内関係者、請負業者にも同様の取り組みを求める
  • チーム、所内関係者、請負業者に対し、本方針を遵守し、記載された原則に反する活動、状況、行動を発見した際には適切に介入する責任を果たすよう奨励する
  • チーム、所内関係者、請負業者がITERの要領書および作業手順書を遵守し、尊重することを奨励する
  • 原子力安全、品質、放射線防護、悪意対策、セキュリティ、健康・衛生に関する責任を果たすために、チーム、所内関係者、請負業者を適切に支援・管理する
  • チーム、所内関係者、請負業者の安全と品質管理に関する能力向上を支援する
  • 効果的な目標設定と評価を通じて、安全性と品質のパフォーマンスがチーム、所内関係者、請負業者によって定期的に評価され、継続的に改善されるようにする

ITER機構および国内機関における安全および品質管理の実践

  • ITER協定および共通理解に基づき、ITER管理および品質プログラム(MQP: Management and Quality Program)は、ITERプロジェクトが統制、管理、計画、実行、制御されるための包括的な枠組みとして維持および周知されるものとする。また得られた知見や経験は収集・評価・共有され、プロジェクト全体の継続的な性能向上に活用される。
  • 各作業は安全に実施され、承認された手順に従い、適用される規則および基準を遵守するものとする
  • ITERプロジェクトの計画および実行にあたっては、人的要因および組織的要因を考慮するものとする
  • リスク分析および品質不良の防止に関する手法は、共同で共有、維持し、継続的に開発されるものとする
  • 必要な内部管理措置は、ITER機構及び各国内機関のサプライチェーン全体で整合性をもって実施、監視されるものとする。これには、偽造品、不正品及び疑惑品の世界的な防止および管理が含まれる。
  • 性能、安全性、品質を評価するため、適切なレベルの管理を維持するものとする
  • 緊急事態への対応能力を確保するために、定期的な基礎訓練と実習を実施するものとする


ITER機構のWebページは以下をご参照ください。
ITER機構|Safety and the environment