ポスドクフェローシップの公募について
ITER機構では、若手研究者の実務経験を積む場としてポスドクフェローシップを行っています。
若手研究者が21世紀の科学的技術分野で最も挑戦的なプロジェクト且つ、ユニークな国際的枠組みの中で核融合科学技術分野の先進的な専門家と密に働けるまたとない機会です。核融合エネルギー開発の社会的貢献に関心を持つ方、また、ITERプロジェクトを最前線で経験したい方にとって、ITER機構でのポスドクフェローシップは素晴らしいチャンスとなります。
学業や研究のキャリア形成タイミングにより2つのコースから選択できます。
コース | A. ITERポスドク研究員 | B. モナコ公国/ITERポスドク |
公募 | 不定期 | 2年に1度 |
募集期間 | 公募により異なる | 2026年予定 |
公募詳細 | ー | ー |
各コースの詳細は以下をご覧ください。
A. ITERポスドク研究員
現在の募集はありません。
B. モナコ公国/ITERポスドク
◇公募:2年に1度
◇募集期間:2026年予定
モナコ公国/ITERポスドク2024の詳細(ITER Website)
2008年1月、ポスドクフェローシップ設立のため、ITER機構とモナコ公国の間で連携協定が締結されました。
モナコ公国/ITERポスドクフェローシップの目的は、ITERの枠組みにおいて核融合科学技術の著しい研究成果を上げることです。ITER参加7極またはモナコ公国から5名の若手研究者が2年毎に任命され、その2年間ITERプロジェクトに関する研究活動を行っています。
~~ 2024年 プログラム概要(実績)~~
【募集スケジュール】
・2024年1月15日 ポスドクの募集開始
・2024年2月29日 応募締め切り期限
・2024年4月4,5日 応募者の面接
・2024年9月~12月 合格者の着任
【応募資格】
・ITERメンバー国の国籍を有すること、またはモナコ公国の国民であること。
・「博士」の学位を2021年1月以降取得済、またはポスドクフェローシップ開始前までの取得が見込まれる方。
※日本国内機関の応募支援は「日本国籍」の方に限らせていただきます。
【募集テーマの一例】
・制御技術
・プラズマ対向材料・機器
・燃焼プラズマ物理学(閉じ込め、安定性、プラズマ壁相互作用、制御、高エネルギー粒子物理)
・加熱電流駆動物理・技術
・核融合プラズマ計測
・超伝導マグネット技術
・電気工学
・機械工学/構造解析
・遠隔保守技術
・真空技術及びプラズマ燃料技術
・低温工学
【応募方法】
e-Recruitment systemによるオンライン応募です
ITER機構のウェブサイト「Working at ITER」から「(次回掲載は2026年予定)」を選んでご応募下さい。
【e-Recruitment Systemでの応募・必要書類】
・アプリケーションフォームの入力
・書類1:英文のCV(Carriculum Vitae)+最終学歴の英文の卒業証明書+論文リスト
・書類2:志望動機を含めたCover Letter(1ページ以内)+3名の推薦状(英文)
※記載言語はすべて英語で統一ください(卒業証明書・論文リスト・推薦状含む)
※書類1・2は各書類を結合して1つずつのPDFファイルにしてください。
※結合した書類1・2はe-Recruitment systemにアップロードしてください。
モナコ公国/ITERポスドクフェロー体験記
問い合わせ先(ITER機構)
モナコ公国/ITERポスドクフェローシップやプロジェクト関連研究に関するお問い合わせは、Catherine.Moutte@iter.org / Alain.Becoulet@iter.org へ連絡ください。
量子科学技術研究開発機構は、日本政府からの要請を受け、ITER機構の職員公募に関する日本の公募窓口として応募の事務手続きを支援します。当サイトにおけるご不明な点は下記の問い合わせ先に連絡下さい。