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スタッフブログ 2026年3月(ITERで感じる春・国際森林デー)

 3月21日は「国際森林デー」。国連が定めたこの日は、世界中で森林の大切さを見つめ直すきっかけとして知られています。森林は、私たちに木材や食料をもたらすだけでなく、気候変動の抑制や生物多様性の保全など、地球規模で重要な役割を果たしています。

【参考】国際農林水産業研究センター|257. 国際森林デー(International Day of Forests)

そんな国際森林デーにあわせて、フランスにあるITER機構では、お昼休みの時間を利用した構内クリーンアップ作戦が行われました。

昼休みの間に行われた構内クリーンアップ作戦の様子。。右側の建物はトカマク建屋。

 普段は最先端の科学研究に携わる職員たちが、ほうきやごみ袋を手にして施設周辺の環境を整える姿は、なんともITERらしい光景です。異なる国や文化のバックグラウンドを持つメンバーが、「環境を大切にする」という共通の価値観のもとに集まり、同じ活動に取り組む様子は、まさに国際プロジェクトならではの一体感を感じさせてくれます。

国際的な職場では、環境への意識や行動のスタイルにも、それぞれの国の文化が少しずつ表れます。たとえばヨーロッパでは、日常的に「自分たちの場所は自分たちで守る」という意識が強く、こうした自主的な清掃活動が自然に行われることも珍しくありません。一方、日本でも地域の清掃活動や学校での掃除の時間など、「みんなで環境をきれいにする」文化は深く根付いています。形は違っても、根底にある価値観は共通しているのだと改めて感じさせられます。


昼休みの間に行われた構内クリーンアップ作戦の様子。ITER機構日本人職員のKさんを発見!


昼休みの間に行われた構内クリーンアップ作戦の様子。

 フランスでも春になると、さくらんぼの木が花を咲かせ、やがて初夏には実を結びます。
今週、ITERサイト内のさくらんぼの花が満開に咲きました!
日本の「花見」のように大規模に楽しむ文化はあまりありませんが、季節の移ろいを感じる身近な存在として、人々の生活に寄り添っています。一方で日本では、桜は「見るもの」「楽しむもの」としての文化が発展しており、同じ“サクラの仲間”でも、その関わり方には違いが見えて面白いところです。

ITERサイト内のサクランボの花。そっと花に触れる神田さん。日本を懐かしんでいるのかな…?

ITERサイト内のサクランボの花。

 国際森林デーのクリーンアップ活動と、春を告げるさくらんぼの花。どちらも、「自然とどのように向き合うか」というテーマでつながっているように感じます。ITERという国際的な舞台の中で、さまざまな文化や価値観に触れながら、こうした日常のひとコマを共有できることの豊かさを、改めて実感する一日となりました。
これからも、科学だけでなく、こうした人や自然とのつながりも大切にしながら、日々の様子をお届けしていきたいと思います。

 日本の、那珂研の桜はまだ開花していないようですが、QST高崎研では桜が咲き始めたようです。春の便りが届いたのでご紹介します。

高崎研の桜 ソメイヨシノ

高崎研の桜 ソメイヨシノ

高崎研の桜 ソメイヨシノ