ITERが「世界を変える10の巨大プロジェクト」に選出
建設、建築、エンジニアリング分野を扱う動画チャンネル「The B1M」は、過去4年間にITERを取り上げた2本の動画を公開しており、その総再生回数は900万回を超えています。今回、同チャンネルの創設者であるフレッド・ミルズ氏が、新たに出版した書籍の中でITERを取り上げました。
2026年6月1日
新刊『Mega Builds』の出版を記念したキャンペーンとして、The B1MはITER見学ツアーを賞品として提供しました。写真左から、The B1M創設者のフレッド・ミルズ氏、ITER機構 ピエトロ・バラバスキ機構長、そしてキャンペーン当選者のダレン・ウィリアムズ氏。(写真提供:ITER機構)
The B1M は、2022年にITERを初めて訪問し、「We Went Inside the Largest Nuclear Fusion Reactor(世界最大の核融合炉の内部へ)」を撮影しました。続いて2024年に公開された「This is the World's Most Complex Construction Project(これは世界で最も複雑な建設プロジェクトだ)」は、同チャンネル史上最多の視聴回数を記録しています。
The B1M創設者のフレッド・ミルズ氏は「他の動画を大きく上回るものとなっています」と語っています。
先週、ミルズ氏はロンドンの王立地理学会(Royal Geographical Society)において、新著『Mega Builds: Ten Colossal Construction Projects That Will Change Our World(世界を変える10の巨大建設プロジェクト)』を発表しました。この書籍では、ITERを含む10件の巨大プロジェクトが、いかにして「実現可能性」の限界を塗り替えているかを紹介しています。
ミルズ氏は次のように述べています。
「私たちの文明の進む方向は、まさに今この瞬間も形づくられています。それは本のページに書かれた言葉によってではなく、鉄とコンクリートによって、そして多くの人々が見過ごしている産業によって生み出されているのです。」
「初めてここを訪れたときから…私はITERについて知っていましたし、自分でも調べて、その仕組みも理解していました。しかし、実際に組立ホールへ足を踏み入れ、その圧倒的な空間を目の当たりにするまでは、本当の意味でその凄さを実感していなかったのです。中に入った瞬間、思わず鳥肌が立ちました。」
新刊の発売記念コンテストの賞品として何がよいか考えたとき、ITERを選ぶのは文字どおり迷う余地のない決断でした。」
この企画の当選者である構造エンジニアのダレン・ウィリアムズ氏は、5月28日にミルズ氏とともにITERを訪問しました。
二人は組立ホールで偶然、ITER機構のピエトロ・バラバスキ機構長と出会い、ミルズ氏からバラバスキ機構長に書籍が贈呈されました。
『Mega Builds: Ten Colossal Construction Projects That Will Change Our World』
ISBN:978-0-7535-6161-4
The B1Mプレスリリース(2026年1月7日)|
Mega Builds by Fred Mills to be published by Penguin Random House in May 2026
【引用元】
ITER機構サイト ITER NEWSLINE|
ITER featured as one of 10 world-changing projects (1 Jun 2026)