English
トップページ  >  ITER機構(IO)の活動  >  ITER建設サイトの状況  >  US ITER、中心ソレノイド調達一式完了へ

US ITER、中心ソレノイド調達一式完了へ

ITER米国国内機関(US ITER)は、世界最強のパルス型超伝導磁石である中心ソレノイドについて、最終納入を完了しました。

2026年4月27日

ITERで組み立てが進む中心ソレノイド。現在、6基中5基のモジュールを積み上げ中(写真提供:ITER機構)

 今回の最終納入には、モジュール間を電気的に接続するためのバスバーおよび電流リードが含まれています。これに先立ち、すべてのマグネットモジュール、支持構造物、ならびに組立用機器がすでに納入されていました。

これによりUS ITERは、中心ソレノイド関連の調達全体について、ITER機構から正式なクレジット*を受領する予定で、本調達分野の完了手続きを進めています。

高さ18メートルに及ぶこの巨大磁石は、現在ITERサイトにおいて組み立てが行われています。6基のうち5基のモジュールがすでに積層されており、残る最終モジュールは今年後半に追加される予定です。組立作業はITER機構が担当しており、オークリッジ国立研究所を拠点とするUS ITERとの協定に基づき、追加の技術支援を提供します。

写真右奥に見えるのが、中心ソレノイド専用の組立エリア。6基目(最終)のモジュールは今年中に積み上げられる予定。(写真提供:ITER機構)

暫定米国国内機関長 Kevin Freudenberg氏は、次のように述べています。
「中心ソレノイドコイルの完成は、世界で最も複雑なフュージョンシステムを米国が設計・製作できる能力があることを明確に示すものです。オークリッジ国立研究所でこの取り組みを主導したチームをはじめ、重要部品を製作したサプライヤーを含む、すべての関係者に心から祝意を表します。」

中心ソレノイドコイルの設計および製作に関する主要情報は、US ITER情報アクセス・ポータル (https://www.ornl.gov/iterinfo)、またITER機構が推進する民間核融合分野連携プログラム(Private Sector Fusion Engagement)を通じて、米国内の他のフュージョンプロジェクトとも共有可能です(詳細は psfe@iter.org までお問い合わせください)。

* クレジットについて 各国内機関は、調達取決めに基づき、すべての要件を満たして納入された機器等について、ITER計画上の貢献実績(クレジット)として認定されます。これは、各極が分担する建設・調達義務を履行したことを示すものです。

【引用元】
ITER機構サイト ITER NEWSLINE|
US ITER completes central solenoid procurement package (27 Apr 2026)