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令和5年度量研理事長表彰 模範賞を受賞

 令和5年7月13日、量研理事長表彰が行われ、量子エネルギー部門那珂研究所トカマクシステム技術開発部超伝導極低温機器開発グループの河野勝己技術統括が「高圧ガス設備の安全な運用による核融合炉用超伝導技術の開発への貢献」により、令和5年度量研理事長表彰の模範賞を受賞しました。(図1)

ダイバータの役割と調達担当

図1 量研理事長表彰 模範賞を受賞した河野勝己技術統括

河野勝己技術統括は、核融合用超伝導コイル試験設備において、大型ヘリウム冷凍機の開発、運転、保守等の業務を主導し、ITER中心ソレノイド(CS)モデルコイル試験及びインサート試験、並びにJT-60SA統合試験運転等、安全を第一に確保しながら、次々と実験を成功させ、核融合用超伝導コイル開発の進展に大きく貢献されました。図2はITER CSモデルコイルの上で作業を統括する河野勝己技術統括です。

外側垂直ターゲットの主要材料について

図2 ITER CSモデルコイルの上で作業を統括する河野勝己技術統括

今後は、核融合原型炉開発等、更なる活躍が期待されるとともに、後進の育成に尽力するとのことです。