ITERトロイダル磁場コイル完成式典の開催
東芝エネルギーシステムズ(株)が、TFコイル同社分の初号機を完成させたことを受けて、2021年6月7日に完成式典が開催され、ITER機構のベルナール・ビゴ機構長、多田栄介副機構長、大前敬祥首席戦略官、文部科学省の三谷英弘政務官、松尾泰樹文部科学審議官、外務省の上薗英樹軍縮不拡散・科学部国際科学協力室長、東芝の畠澤守副社長、東芝エネルギーシステムズの小西崇夫社長、量研の平野俊夫理事長らが参加されました。新型コロナウイルスの感染対策には万全を期し、同社磯子横浜事業所での現地参加及び遠隔参加のハイブリッド開催となりました。
トロイダル磁場コイル完成式典(写真:東芝エネルギーシステムズ(株)提供)
T来賓のビゴ機構長からは、東芝の多大な努力及び困難な状況で技術的な課題に取り組む能力並びに国内機関の貢献に感謝が示され、三谷政務官からは、ITERプロジェクトの成功、核融合エネルギーの早期実現に向け、強力に研究開発を進めていきたいとのご挨拶をいただいた。
プレスリリース(東芝エネルギーシステムズ(株))
ITER向け世界最大級トロイダル磁場コイル初号機の完成について
~次世代のエネルギーPJへの参画によりカーボンニュートラルの実現へ貢献~