ITER機構でのインターンシップを通じて得た学びと成長
参加時の所属:慶應義塾大学理工学部 ダブルディグリープログラム
École Centrale Méditerranée 1年(留学時)
参加テーマ:Library Digitalization Support
(2024年6月~8月、3ヶ月間参加)
参加経緯と仕事内容
インターンシップで成し遂げたこと
私は2024年の6月から8月までの3カ月間、ITER機構のConfiguration Management SectionのLibrary teamにてインターンシップを実施しました。
当時、私は慶應義塾大学理工学部のダブルディグリープログラムの一環として、フランスマルセイユのÉcole Centrale Méditeranéeeにて長期留学しており、夏季休業期間中のインターンシップを探す中でITERの存在を知り、応募に至りました。
ITERでは図書館改装に伴い、既存の蔵書を研究・技術情報として長期的に活用可能な形で保存・共有するため、図書資料のデジタルアーカイブ化が求められていました。本インターンでは、Libraryチームと協議しながら、書籍デジタル化プロセスの構築・改善を目的として、スキャンからデータ整理・登録までの一連の工程を担当しました。具体的には、スキャン後のデータに対してPDF化、結合・圧縮処理、光学文字認識(OCR)の適用を行い、検索性・再利用性を考慮したラベリングを行ったうえで、図書閲覧システムへの登録を実施しました。また、作業工程を分析し、ツールを活用して可能な部分の自動化を進めることで、デジタル化作業全体の効率向上と作業品質の均一化に貢献しました。課題設定から改善提案までをゼロから行う経験は初めてでしたが、Supervisorをはじめとするチームの支援を受けながら、国際研究機関における情報管理の実務と課題解決プロセスを実践的に学ぶことができました。

Supervisorとの記念写真
南フランスでの生活
チームの方々とは、ランチやコーヒーブレークの時間を通じて、多岐にわたる話題について交流しました。各国の食事や文化に関する国際的な話題に加え、ITERの組織運営や人事に関する現場レベルの話を伺う機会もあり、普段の学生生活では得難い貴重な学びとなりました。
また、業務終了後や週末には、同年代のインターン生たちとバーやハイキングに出かけ、プロヴァンスの夏を満喫しました。さらに、日本人職員の方々にもテニスや食事にお誘いいただき、非常に充実した時間を過ごすことができました。

インターン生との集合写真(メインエントランスにて一番左が筆者)
インターンシップ期間を経た感想
全体を通して多くの方々との出会いに恵まれました。特にインターン生同士の交流は3カ月間のプログラム終了後も現在まで続いており、かけがえのない財産となっています。本経験を通じて視野が広がり価値観が深まったと同時に、世界中の優秀な人々と肩を並べて活躍できるよう、今後も一層努力していきたいという思いが強まりました。
最後に、期間中お世話になったすべての方々に心より感謝申し上げます。

日本人職員の方々とカフェテリアにて(一番左が筆者)
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