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第2回ITER計測に関する日欧計測ポート統合会合を開催




 ■ 2ITER計測に関する日欧計測ポート統合会合を開催   

  平成29214〜16日に那珂核融合研究所で、「第2ITER計測に関する日欧計測ポート統合
 会合」を開催しました。この会合では、ITERプロジェクト日本国内機関から15名、欧州国内機関
 から
1名、スペインのメーカーから8名、日本のメーカーから5名が参加し、欧州が調達するポート

 機器(ポートプラグ)の設計状況や日本が調達する計測機器とのインターフェースの条件などの
 課題に
ついて議論しました。

  日本が調達する4種類の計測装置は欧州が調達する4つのポートプラグ内に組み込まれ、この
 ポートプラグがそれぞれITER本体に取り付けられます。このため、両者の間で緊密な連携を
 とって、
日本が計測装置の設計を、欧州がポートプラグ内の設計を進めることが必要となります。

  216日の夕方にはITER機構を含めた三者によるテレビ会議を開催し、今回の会合のまとめを
 発表
するとともに、三者でポート設計統合の進め方について議論を行いました。最後に、機器の
 設計
におけるインターフェースの情報の共有や課題の解決などで今後もさらなる協力を続けること
 の重要
性を確認し、引き続き緊密な情報交換を行っていくことで合意しました。

 

             
                          図1 2ITER計測に関する日欧計測ポート統合会合の参加者

                            
              
2 三次元プリンターで印刷された立体モデルを用いてポートプラグの設計を確認