English
トップページ  >  ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

2016年10月
ITERの科学施設は、フランスのプラヴァンス地方で、42ヘクタール、海抜315mの高台に建設中です。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


トカマク複合建屋
計測建屋とトリチウム除去建屋(左と右)がトカマク中心部を縁取ります。最下部レベルの基礎マットが完全に覆われて見えなくなっています。写真:©LNM/F4E
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

トカマク冷却水システムのドレインタンク5基の据え付けのためにこの開口が維持されています。写真:F4E
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

現段階で、トカマク複合建屋の建設に約200人、プラットフォーム上の他の場所でさらに800人の作業員が関わっています。写真:F4E
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

前景に、トカマク複合建屋がプラットフォームのレベルに到達しつつあります。作業員の上にそびえているのは、ITERの組立建屋です。写真:F4E
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

トカマクの建屋が高くなるにつれて、中心にあるピットが目立つようになります。ここで、100万個以上の部品からITER装置が組み立てられます。
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

大聖堂に巨大な柱と「点々と星が散らばる空」のような空間・・・ここ、トカマク複合建屋の地下空間で、魅力的な雰囲気が醸し出されています(写真:ITER機構、解釈:Christian L?nig (Christian L?nig/VG Bild und Kunst)。
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


ポロイダル磁場コイル巻線施設
中国によって納入された導体のスプールは、巻線が行われる前にタワーのような黄色い「デスプーラー」に設置され、まっすぐに伸ばされます。写真:F4E
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

コイルの製作は、一連のステップによって実施されます。まず、ダブルパンケーキが巻かれます。その後、前景にある最初のクリーンエリアにてエポキシ樹脂で処理するための準備を行い、写真の右奥に見える含浸作業場へ運ばれます。写真:? F4E
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

長さ257mの建屋の中心にあるビジター台から南方面に向けて含浸と巻線の作業場を撮影しました。
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


大型機器の倉庫
ITERの裏にある丘の上には、ITER参加極が納入する機器を保管するための巨大な倉庫が建設されました。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


電源設備
高電圧開閉所の隣にあるこれらの機器は、電圧を使用可能なレベルまで「持ち下げて」くれます。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

写真にあるような巨大変圧器が3台調達され、装置にパルス電力を配電するネットワークの一部となります。この280トンの機器は、現場にある常設のピットに設置されました。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

ITERパルス電力ネットワーク(PPEN)用の最初の280トンの変圧器がサイトへ設置されました。いったん追加の機器が装備されてオイルで満たされると、この中国が調達した機器の重さは460トンになります。このような機器がさらに2基2017年の早期に到着します。
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

プラットフォームの南端で、ITERの電気ネットワークのために7台のうち5台の変圧器の設置が完了しました(写っているのは、米国が調達した定常電源設備用の変圧器)。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

電気開閉所とトカマクピットの間にあるこの広大なる大地では、超伝導マグネットシステム用にAC電力をDC電力に変換するための機器を収納するマグネット電力変換建屋2棟が建つ予定の現場での堀削作業が開始されました。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

プラットフォームの南側にある超高電圧変電所は、ITERへの貢献の一部としてフランスが完成させました。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


クライオスタット
インドの西海岸にあるハジラ港で積まれた最後のクライオスタットセグメントが9,000㎞を旅してITERに到着しました。
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

クライオスタット底部の最後のセグメントが10月に納入されました(2層目のための120トン機器が3つ)。
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


クライオプラント
ITERクライオプラントの作業場では、柱が建てられています。2017年には機器を受け入れられるようになっています。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

ITERクライオプラントを納める建屋は、現在プラットフォームの東南部分にて建設中です。上空から、その基礎マット及び柱が見えます。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

ITERクライオプラントのための低温機器が到着しています。これらの機器を収納する5,400㎡の建屋が、プラットフォームの東南部分において現在建設中です。
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)

この巨大な柱がクライオプラント建屋の構造を支持します。足場にいるオレンジ色の作業服を着用した作業員を見れば、柱の実際の大きさが伝わってきます。
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


高周波加熱建屋
組立建屋の反射面にある大きな開口は、現在建設中の高周波加熱建屋のために保持されています。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


クリーニング施設
組立建屋の南側には、機器の搬入地点となるクリーニング施設があります。この建屋は、プラットフォームから建屋内の清潔な環境に入ってくるホコリの量を最小限にするためにエアロックとして機能します。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


冷却水水槽
ITER装置によって発生される熱を放散する冷却水プール(ため池)及び冷却塔の現場での作業が開始されました。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)


サイト業務建屋
サイトサービス建屋は、冷却水のためのチラープラント、脱塩水プラント、エアコンプレッサー、及び保守計装作業場を管理収納します。写真:ITER機構/EJF Riche
ITER建設サイトの状況(2016年10月現在)