ITER計画及びITER機構職員募集説明会の実施
量子科学技術研究開発機構(量研)は、ITER日本国内機関として核融合とITER計画への理解、ITER機構職員募集を促進するための広報活動を行っています。
11月6日、オンラインで開催されたサイエンスアゴラ2021に出展し、2部構成でITERを紹介する生配信を行いました。 前半はバーチャルツアーとしてフランスのITER機構と中継を繋ぎ、ITER機構職員がITER建設サイト内を撮影した動画に合わせて、最新の建設状況を伝えました。後半は日本の調達機器開発を担当する研究者4名が核融合研究のやりがいやITERの魅力を語りました。
また、国際的な最先端研究を進める上で実感した困難なことなども率直に語り、壮大なプロジェクトに参加する研究者の生の声をお伝えしました。サイエンスアゴラのYouTubeチャンネルにてアーカイブ動画が公開中です。
「ここまできた!核融合エネルギー実現への道~イーター建設の現場から~」
https://youtu.be/JRlM2TFaJ8Y
(サイエンスアゴラのYouTubeチャンネルより)
「ここまできた!核融合エネルギー実現への道~イーター建設の現場から~」
(サイエンスアゴラのYouTubeチャンネルより)
11月22日~25日にオンラインで開催されたプラズマ・核融合学会第38回年会に出展しました。また、会期中に開催された出展企業セミナーに参加し、ITERの進捗状況やITER機構職員、インターンシップ、ポスドクフェローの公募を紹介しました。 さらに、ポスター会場内に設置されたブースでは、来訪者に対してより詳しい説明を行いました。
2022年向けのインターンシップについては、公募開始時に68件のテーマが発表され、2022年2月16日まで 応募を受け付けています。また、2023年向けについては、ITER日本 国内機関が随時テーマの相談を受け付けています。また、2年毎に公募されるモナコ公国/ITER機構ポスドクフェローも2022年1月に公募が開始されるので、皆様にはぜひ応募をご検討いただけますと幸いです。
今後も核融合エネルギーやITERを幅広い世代の方々に理解を深めていただけるよう対面・オンラインに関わらず広報活動を続けていきます。