ITER職員募集オンラインセミナーを開催
2021年3月19日、ITER職員募集オンラインセミナーを開催し、ITER機構の広報担当者、人事担当者、首席戦略官の3名とのライブ中継によりITERプロジェクトの概要や近況、ITER人事部から見たITERプロジェクトに求める人材などの説明を行いました。
ITER機構職員の大前敬祥首席戦略官からはITER機構で働く醍醐味や業務の特徴・特色、キャリアについての説明の他、南フランスでの生活などプライベート情報を交えた話がありました。
セミナーに参加した方々からのアンケートでは、現役ITER職員から直接説明を聞けたことや、質疑を通してITERで働くということに対しての具体的なイメージが持てた、ホームページには掲載されていない情報が手に入ったなど好評でした。また、ITER職員応募者に対して日本国内機関(量研)がどのようなサポートをしているのか、また面接サポートについての対応などが参加者の興味が非常に高かったことが伺えました。
2020年度は全5回のオンラインセミナーを開催し、合計319名の参加がありました。セミナー参加者からITER職員に44名が応募し、そのうち2名が合格しました。2019年度までは説明会を対面式で実施していましたが、新型コロナの影響もあり2020年度はすべてオンラインで開催しました。
対面式のセミナーでは開催地が遠方で参加できないとの声がありましたが、オンライン開催にすることでどこからでも参加することができるようになり、国内の遠方地に限らず海外からも32名の参加がありました。また、質疑では対面式で会場に集まった時に比べ、オンラインの方が質問や意見が多く活発でした。更に、対面式での開催に比べて参加者数を多く設定できたため、より多くの人に参加してもらうことが出来ました。
オンライン開催によるメリットを実感する1年となり、今後も積極的にオンラインセミナーを取り入れた活動を検討します