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原子力学会「優秀発表賞」を受賞



 ■ 原子力学会「優秀発表賞」を受賞    

 ITERプロジェクト部遠隔保守機器開発グループの丸山孝仁研究員が、平成29年4月14日に茨城県
東海村産業・情報プラザにて開催された平成29年度日本原子力学会北関東支部若手研究者発表会において、「バーチャル・リアリティによる放射線環境下でのロボット遠隔操作」で「優秀発表賞」
を受賞しました(図1)。
 今回の受賞は、仏国サン・ポール・レ・デュランスで建設が進められているITER向けに、日本が

調達を進めているブランケット遠隔保守装置について、バーチャル・リアリティ(VR)を使ったロボット操作技術を開発した成果が評価されたものです。
 ITER及び核融合炉では、真空容器内部の保守を行うため、遠隔保守ロボットが必要です。本研究では、ロボットを操作するための、3次元モデルを用いたVRを開発しました。これは、核融合炉用に限らず、極限環境で使用される遠隔ロボットに適用できる成果であることも高く評価されました

 日本原子力学会北関東支部(http://aesj-nkb.org/)、平成29年度日本原子力学会北関東支部若手研究者発表会「優秀発表賞」については、
http://aesj-nkb.org/files/pdf/young/young_h29_04.pdf をご覧下さい。


図1 優秀発表賞を受賞した
                                                      丸山研究員
 


                       
                       図2 VRによるシミュレーション概略