面接試験について
これまでの実績では、応募の締め切りから4~6 週間後に、ITER機構より書類選考を通過した方に面接試験の案内があります。
この面接試験によって採用の可否が決められます。
■1. 面接試験の通知
・面接試験の通知は、応募者本人に直接届きます。届いたらすぐに、国内機関の窓口に転送をお願いいたします。
・通常実際の面接試験の日程は通知からおおよそ2週間後です。面接日時は、インタビュアー全員の同意決定がされているため、
個別の事情で変更することは出来ません。
・面接試験の通知が面接試験日の2,3日前に届くこともあります。このような状況では、面接試験が決まってからの準備では
時間的余裕がない場合もありますので、早めに面接試験の準備(プレゼンテーション、想定問答など)をしておくことが
必要です。
■2. 面接試験の接続方法
面接試験は、Microsoft Teams で行われます。
・Microsoft Teams は、ウェブカメラを用いたPC (Windows/Mac)でのWeb会議となります。
・ITER機構の指示に従って事前に接続テストを行い、正常な動作を確認することになっています。
・過去、面接試験中の音声不良のため、急遽電話に切り替えて面接試験を続けたこともあるため、電話番号をバックアップと
してご準備ください(事前にITERへ通知)。
・ご使用できるPCにインターネット環境がない場合、那珂研のシステムを利用することは可能ですので、ご相談ください。
■3. 言語
・面接試験は英語で行われます。
・日本語による面接試験の補助はありません。
■4. インタビューアー
・インタビューアーは3名から5名です。ITER機構の募集部門から1名以上(副機構長、部長、課長など)、他部門から1名、
人事部門から1名という構成です。ITER機構の外部の人がインタビューアーになることもあります(上層部の面接のみ)。
・インタビューアーは、書類選考で選ばれた候補者(ひとつの募集ポジションに対して3-6名)を面接します。
・インタビューアーは、応募書類(CV, Cover Letter, Personal History Form)を手元に置いて、候補者に様々な質問を出し、
その答えぶりから候補者の能力、経験および人物について評価します。
■5. 面接試験の進め方
・はじめに、インタビューアーの代表者(たいていは募集部門の部長)から、面接試験の進め方や概略の時間配分について
説明があります。
・次に、候補者が応募の動機やバックグラウンド、実務経験、実績、職務の能力、可能な貢献などについて、3-5分程度の
プレゼンテーションを行います。あるいは、2-3分程度の自己紹介を行います。
・続いて、インタビューアーから質問があり、候補者がそれに答えます。質問の数は全部で10-13件です。
・インタビューアーの質問が終わると、候補者から1、2の質問を受けつけ、インタビューアーが回答します。
・最後に、面接試験結果の通知時期などについて説明があり、面接試験は終了します。
■6. 面接試験の時間
・面接試験時間は30-50分です。
■7. フォローアップの電話
・全てのポジションではありませんが、面接試験のあとに、電話にて追加の質問をされる場合があります。今までの実績ですと、
面接の際に、改めて電話での追加面談の日時を指定されます。電話時間は30分程度です。
■8. 面接試験から採用まで
・合格者には、面接後4-8週間程度で、IOから採用の通知が届きます。