スタッフブログ 2025年4月(ITERプチマルシェ・イースター)
4月1日のエイプリルフール、日本ではどのように過ごされましたか?
イベントの時などITERプチマルシェが開かれます。4月のプチマルシェでは、イースターチョコの販売イベントが行われていました。
カラフルな卵の形のチョコが並んでいますね。左端には、魚の形のチョコが並んでいます。
フランスのイースター(Pâques)では、卵やウサギのモチーフと並んで、魚の形をしたチョコレートがよく見られます。その背景には、フランス特有の文化的な習慣が関係しています。
鍵となるのは、フランスで4月1日のエイプリルフールを「Poisson d'avril(ポワソン・ダブリル=4月の魚)」と呼ぶ風習です。この日、子どもたちは紙で作った魚をこっそり人の背中に貼るなど、魚をテーマにしたイタズラをして遊ぶ伝統があります。
イースターとエイプリルフールは時期的に近いため、春先になると「魚の形」が季節のモチーフとしてチョコレートにも多く取り入れられるようになります。こうして、フランスではイースターの時期に魚をかたどったチョコレートが店頭に並ぶようです。
このように、フランスのイースターでは、命や再生の象徴である卵やウサギだけでなく、「魚」も春を彩る重要なシンボルの一つとして親しまれています。
ウサギやニワトリの大きめのチョコも。
パッケージも可愛いですね
小さなチョコレートにも込められた物語が、季節の行事をより豊かにしてくれますね。