第19回 ITER職員募集セミナー

帯同した家族が働くには、就労ビザ等が必要でしょうか？

ITER職員は帯同する家族の就業について特権が与えられ、配偶者および未成年で入国した子供で有給の仕事に就くことを希望する場合、労働許可証が免除されます。

現地での運転について、運転免許証はどのような形態のものを所持していますか？

着任後にWelcome Officeという着任後の様々なサポートを行うデスクが、日本の免許証を翻訳してフランス国内で使えるよう手続きをしてくれます。ただし、フランス国外の運転には国際免許証が必要になります。
フランスに着いてすぐに運転したい、またフランス国外を運転する予定がある場合などは、予め国際免許証を取得していくことをお勧めします（国際免許証の有効期限は1年間です）。

現地で自動車はどのように手に入れたのですか？

自動車を購入するには、現地のディーラーや他のITER職員から譲り受けるなどの方法があります。私の場合はディーラーで購入しました。基本的にディーラーではフランス語でのやりとりになります。フランス語での価格交渉や、契約に関する具体的な話は難しいので、日本の量研機構が設けている現地支援デスクの方に通訳サービスを利用し、安心して購入できました。  

マノスクでの住居を探すのは大変ですか?家賃はどのくらいですか？

あまり苦労せず探すことができました。ITER機構と契約している不動産会社があり、渡仏してすぐに３件内見し決めることが出来ました。ただし、一般的にアパートは不足しているので、良い物件に出会えるかは正直なところ運次第かと思います。家賃は、単身で約1,000ユーロ、家族持ちで1,500～1,600ユーロくらいするかと思います。
※一参考意見としてご覧ください。

子供の習いごとは、どのような種類がありますか？割高ですか？

習い事は豊富で、地元自治体が提供するクラブがあります。日本よりも安価に出来る印象です。ピアノ、サッカー、水泳、野球、ダンスなど一般的なものから、マーシャルアーツ、バレエ、乗馬、バイオリンなど多岐に渡ります。また、日本での習い事がオンラインレッスンできるものであれば、フランスで続けることも可能です。

日本人職員で単身赴任者の割合はどのくらいですか？

家庭事情によりますが、単身赴任の割合は低く、多くの場合が家族と一緒に来ていると思います。中には、最初は単身で赴任し、生活基盤を整えてから家族を呼び寄せている職員もいます。