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Referenceについて

 ITER機構の公募応募フォームの入力を進めていきますと、Referenceという項目が出てきます。Referenceって何?という質問が多いので、ここで簡単にご説明します。
 

■ITER職員応募選考プロセスの一つ

 Referenceとは、応募者を客観的に評価できる人のことです。必要に応じて、ITER機構の人事担当者または採用部署の上長からReferenceに対し、応募した人物の業績、スキル、仕事ぶり、人柄などに関する電話またはEメールで確認が入ります。
 面接通過者を対象にITER機構がReferenceへ直接連絡しますので、Referenceになっていただく方へは、事前にITER職員公募に挑戦すること、ITER機構から連絡が行く可能性がある旨を説明しておくことをお勧めします。

 

 対象となるReferenceとして、具体的には、会社組織の中で言うと、現職または前職の上司が相当すると思います。学業、研究分野で言うと、所属研究室の教授がReferenceにあたると思います。応募者を良く知る人で比較的社会的な地位が高く、ITER機構の審査員が『この人なら信頼できる』と思われる人を選ぶのが良いでしょう。またITER機構から連絡がある場合には英語となるので、英語の話せる方を選ぶ必要があります。

 現職からITER機構に応募する際に上司などが応募に対してポジィティブでない場合もあり、Referenceの依頼が難しい場合もあるかと思います。しかしながら、Referenceは入力必須項目ですので、応募時には最低でも一人は準備をして記載をお願いします。
※応募後から選定プロセスの途中までに、不足しているReferenceを準備する必要があります(全部で3名)。
 選考途中でReferenceを追加した場合はITER人事に必ずご連絡ください(
HR-recruitment@iter.org)
 最終的に3名提供できなかった場合は、評価に悪影響を及ぼす可能性があります。
※選考のファイナリストには現職又は前職の直属の上司へのコンタクトが要求されます。


日本では馴染みがありませんが、ITERへの転職活動では必要なプロセスのひとつですので、応募のチャンスが来た際に依頼できる方を想定しておくとよいでしょう。
しかしながら、依頼できる方がいないなどの理由で応募を断念されるのは非常に勿体ないことです。

Referenceに関して悩まれる場合には、まず日本国内機関窓口までご相談ください。