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応募書類作成の『コツ』


■ITER機構に履歴書で自分をアピールできるか?

 日本の履歴書はコンビニやキオスクで売っており、一昔前なら、学歴や職歴、趣味等を記入すれば応募する会社の人事に提出できましたよね?でもいまどきの新卒者の就職では、インターネットで登録して、何度も何度も面接して、やっと内定が取れるんだと思います。
 一方、ITER機構職員募集では面接のチャンスは一度きり。したがってまずは書類選考に残ることが大変重要、書類の出来不出来で採用の半分が決まると言っても良いと思います。ではどうやって出来の良い応募書類を作るのか?定型の履歴書ではダメで、応募するポジションに似た仕事をやった経験とか、そこで発生した問題をこうやって解決したとか、私を採用するとこんなにお得ですよ、と自分が募集するポジションにどんなにふさわしいかを審査員にアピールしなければいけません。
 定型の履歴書を離れてそんなことを書くのか、そんなことして良いのか?とみなさん疑心暗鬼になるようです。しかし、ここにある「ポイント」はITER機構の職員公募に受かって採用された、現役日本人職員に指摘されたポイントなんです。
 ITER機構職員から指摘を受けたポイントは具体的に以下の通りです。

 

■ポイント①:Job Detailsに直接応える形でCV(Curriculum Vitae)やレターを書く

 Job DetailsのPurpose, Main Duties/Responsibilityに書いていることに応える形でCV(Curriculum Vitae)やレターを書いてください。
 
このポジションのコレコレをやってほしい、というJob Detailsの記述に対し、これまでにこのポジションに近い仕事をどこでやってコレコレをやってきてこんな困難もあったけれどこうやって解決して成功に導いた的な記述でアピールして頂きたいのです。すべてに応える必要はありませんが、Job Detailsの記載のPurpose, Main Duties/Responsibilityの多くの項目にこういった形で答えて頂いて、この応募者を雇えば現在のITERが抱える課題を簡単に解決してくれるな、というイメージを見せる必要があります。まずは、ITER機構の求人HPに掲載されているJob Detailsをよく読んで、そこに書いてある要求項目に直接答える形で書いてください。

 

※残念ながら多くの方のCV(Curriculum Vitae)は、学歴・職歴等の箇条書きでインパクトがありません。ITER機構の人事部(Human Resource Department)には日本人はおらず、日本の大学の偏差値など知る由もなく、学歴・職歴だけでは何の足しにもならない可能性が大です。
 

■ポイント②:Job DetailのキーワードをCV(Curriculum Vitae)に散りばめる
 
各ポジションの募集で50名以上の応募があるので、全てのCV(Curriculum Vitae)を読むことはITER機構職員にとって大きな負担です。そこで一部の審査員はJob Detailからキーワードを探し、検索してスクリーニングをするという話があります。すなわちITER機構が重要と考える仕事のキーワードを見つけることが得策です。Job Detailをよく読んで、キーワードを数個ピックアップしてください。そのキーワードに応える仕事の知識、経験、問題解決、プロジェクトでのリーダーシップなどを書いてください。

 

■ポイント③:Cover Letterでも具体的な成果をアピール

 上記のように日本的な履歴書の学歴、職歴のリストに御自身の経験や成功例を詳細に記載して頂きたいのですが、やはりCVは時系列的、断片的な情報が記載される形になります。一方Cover LetterはITER機構長(DG:Director General)に宛てた「手紙」として準備するのが良いと思います。手紙ですから、何をどんなフォーマットで書いても構いません。上記のキーワードに絡めて、CVの主要なアピールポイントについて、ご自身のこれまでの経験を一連のストーリーとして書いて頂き、如何に自分が応募ポジションにふさわしいかを主張して頂くのが良いと思います。