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応募書類作成の『コツ』


ITER機構職員応募の基本はJob Description!公募に対して自分をどうアピールできるか?

ITER機構職員の選考は基本「書類選考」「面接」の1回ずつです。まずは応募書類選考から面接に残る必要があります。
そこで大事なのは、アピール力のある応募書類作りです!ではどのような応募書類を作ればよいのでしょうか?
日本の従来の履歴書の記入項目を見てみると、学歴・職歴・趣味・特技等が一般的ですね。
この内容だけで参加極から応募する多くの応募者よりもご自身がこのポジションに最適な人材である、というアピールに十分でしょうか?ITER職員公募は「ジョブ型雇用」と言って、プロジェクトに必要なジョブが発生して、初めて人を求めます。
何でもできて誰もが優秀だと思う方よりも、公募されたジョブの内容が一番できる人が採用されます。

 

よく聞かれる質問:

CVとCover Letter(カバーレター)の違いについて教えて下さい。

- CV:Job Descriptionに沿う、これまでの経験に基づいた職責や成果などの事実およびご自身の強みを端的に書き出した書類です。

- Cover Letter:今回の公募を知った経緯、自分がこのポジションに最も適任だと考える根拠、志望動機、ITER機構にどう貢献したいかなどを伝えるレターです。ITER機構で働く未来の自分を描きながら、選考する人達があなたに会ってみたいと思うような、CVの事実ベースで表せない内面的な内容を記載するイメージです。



CVとCover Letterを作成する際に、具体的なアドバイスは4つです!
 

ポイント①:Job Descriptionの分析
Job Descriptionは1件1件求める責任が異なります。まずはJob Descriptionを開き、「Purpose」「Key Duties、Scope」を必ず読みましょう。その上で、求められる「Experience & Profile」も読み込み、その公募の背景とやるべきジョブを理解します。

ポイント②:Job Descriptionの要求に応える形でCVやCover Letterを書く

Job Descriptionの「Purpose」「Key Duties, Scope」に自分の実績・経験で応える形でCV(Curriculum Vitae)やCover Letterを書いてください。Job Descriptionに応えるかたちでCVを書くことで、この応募者を雇えば現在のITERが抱える課題を確実に解決してくれる、というイメージを沸かせましょう。
一度書き終えたら、選考者の立場でを読み直してみましょう。
単に経験の羅列になっていませんか?Job Descriptionに沿った経験がハイライトされていますか?
Job Descriptionが必要としていない経験は、極力ボリュームを落とし、メリハリをつけましょう。
そして、自分が応募するポジションにどれだけふさわしいか、セレクションボードにアピールしましょう!

 

ポイント③:Job DetailのキーワードをCV(Curriculum Vitae)に散りばめる
各ポジションの応募が多い場合、セレクションボードがJob Descriptionからキーワードを検索して、応募書類をスクリーニングをすることもあります。そこで、重要と考えられるJob Description中のキーワードを見つけ、CV内に書くことが得策です。Job Descriptionをよく読んで、キーワードを数個ピックアップしてください。そのキーワードに応える仕事の知識、経験、問題解決、プロジェクトでのリーダーシップなどを書くことをお勧めします。
 

ポイント④:Cover Letterでも具体的な成果をアピール

CVは時系列的、断片的に情報を記載します。一方Cover LetterはITER機構長(DG:Director General)に宛てた「手紙」として準備するものです。手紙ですので、フォーマットは自由です。CVの主要なアピールポイントについて、ポイント③のキーワードに絡めてご自身のこれまでの経験を一連のストーリーとして書き、いかに自分が応募ポジションにふさわしいかを主張するのもよいでしょう。また応募に対するモチベーションも是非入れましょう。