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第7回ITER企業説明会

2008年6月19日

第7回ITER企業説明会 (上野、原子力機構・システム計算科学センター、7F会議室)

[参加企業] 34名(24社、原子力産業協会)
[議事概要]
1.古谷毅 研究開発局審議官(文部科学省)により、青森で開催された第2回ITER理事会(6月17、18日)でITER計画が順調に進んでいることが示され、本日は企業の立場から感じている疑問や懸念、要望や助言を出していただきたいとの挨拶がされた。
2.ホルトカンプ首席副機構長(ITER機構)より、ITER計画の進捗状況として設計レビューが完了し、設計仕様(Project Specification)が理事会で承認されたこと、コストとスケジュールが理事会で報告されたこと、TFコイル導体の調達取り決めでは日本が最初に署名し、その後、EU、韓国、ロシア、中国の各国内機関が署名したことが説明された。また、カダラッシュのサイトでは原子力施設としての工事認可が降りて既に建設工事が開始されていること、ITER運転の許認可申請が順調に進んでいることが説明された。さらに、ITER建設には国際的なプロジェクト経験のある日本産業界の協力が必要であり、国内機関への調達分担に加え、機器の運送や保険、システム統合、プロジェクト管理など、国際入札としてITER機構が直接契約する案件についても積極的な対応をとるよう期待が述べられた。
3.奥野清 ITER超伝導磁石開発グループリーダー(原子力機構)より、日本の国内機関である原子力機構が行っている支援として、原子力機構の那珂ITERのホームページに、ITER機構が募集している職員ポストの情報と応募案内、ITER機構からの外部業務委託を掲載していることが説明された。