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第1回ITER企業説明会

2007年6月6日

第1回ITER企業説明会 (東京ファッションタウン(TFT)ビル東館9階 研修室904)

[参加企業]  38名(23社、原子力産業協会)
[議事概要]
1.松尾泰樹 研究開発戦略官(文部科学省)より、ITERとBAの協定が5月9日に国会承認されたこと、今後の予定、150名強の人員体制にあるITER機構の暫定的な活動状況などが示された。さらに、企業の協力を得てITER計画とBA計画の事業を成功させたいこと、今後、このような機会を設けて情報を提供していきたいことが示された。
2.松田慎三郎 執行役(原子力機構)より、ITER計画とBA(幅広いアプローチ)計画についての概況について説明された。ITER計画については、これまでの経緯、最近の状況(サイト整備、組織の構成と整備、我が国からの人員派遣状況)などが説明された。BA計画については、これまでの経緯、BA計画を構成する「国際核融合エネルギー研究センター」「国際核融合材料照射施設の工学実証・工学設計活動」「サテライトトカマク装置」の3つの事業の概要、実施の基本枠組みなどについて説明がされた。
3.芳野隆治 ITERプロジェクトユニット長(原子力機構)により、ITER計画で我が国が製作を分担する機器、製作工程、我が国の製作開始予定について説明がされた。特に、トロイダル磁場コイルの導体の製作を本年度に開始する予定が示された。さらに、ITER機構が進めている8つの設計レビューWG(物理、安全、建屋、マグネット、真空容器、加熱・電流駆動、トリチウム、真空容器内機器)の状況、ITER機構と参加極の国内チームが計画管理の共通化・標準化・ルール化を狙いとして進めてきた7つの作業グループ(品質保証計画、調達、情報技術、計画&工程、CAD、規格基準、CODAC)の活動状況、国内機関の役割について説明がされた。