■ ITER計画紹介マンガVol.1プロヴァンス語版の発行
量子科学技術研究開発機構(以下、量研という)では、ITER日本国内機関として,核融合やITER計画について,科学や工学に関する専門知識の有無に関係なく,幅広い年代の方々に知ってもらいたいという思いから,ITER計画紹介マンガ“地上につくる小さな太陽「ITER(イーター)」”Vol.1(出会い編),Vol.2(インターンシップ編)を制作し,ITER Japanウェブサイトに公開しています。このマンガをさらに多くの方々に読んでいただくため,英語,フランス語にも翻訳していましたが,この度,Vol.1のプロヴァンス語版を新たに発行しました。(図1)
プロヴァンス語とは、フランス南東部を流れるローヌ川からイタリア国境にかけて、地中海に面するプロヴァンス地方で話される言語です。フランスでは標準語のほかに、大きく分けると南北の地方ごとに方言があります。フランス北部で使用される方言をオイル語、南部で使用される方言をオック語と呼びます。プロヴァンス語はオック語に分類され、20世紀初頭まではプロヴァンス地方の主要言語として使用されてきた、歴史の深い言語です。現在は、大学等で学習できるほか、文学や音楽等で目にすることができます。この機会にマンガを通してフランス語とプロヴァンス語の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、待望のVol.3(日本語版)については近日発行を予定しています。
ITER計画紹介マンガ Vol.1、Vol.2
Vol.1のプロヴァンス語版(ダウンロード)
図1 ITER計画紹介漫画Vol.1プロヴァンス語版