■ 第14回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラムに出展しました
量研はITER日本国内機関として、核融合エネルギーとITER計画への理解を深めるため、またITER機構への職員応募を促進するための活動を行っています。
その活動の一環として、7月10日~12日に開催された第14回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム(於横浜市)に出展しました。
量研のブースでは、ポスターやパンフレットの資料を用いての説明や、バーチャル・リアリティー(VR)システムを用いた南フランスに建設中のITERサイトの紹介を行いました。VRシステムでの上空から撮影されたITERサイト全体の様子や、ITER本体を設置するトカマクピット内部の様子を臨場感あふれる画面でご覧いただき好評を得ました(図1)。また、パンフレット類の配布物の中では「ITER計画紹介マンガVol.1、Vol.2」が大変好評で、ITERに興味を持っていただける良いきっかけとなりました。
さらに、展示場内に設けられた出展者プレゼンテーション会場において、核融合研究の概要を説明し、より多くの方に核融合エネルギーをご理解いただくことができました(図2)。
今回の出展を通し、核融合研究やITER計画は一般的に認知度が低く、認知度向上を図るための活動がまだまだ必要であることを改めて認識しました。今後もこのような広報活動を行い、核融合エネルギーを幅広い分野の方々に知っていただき、理解を深めていただけるよう活動を続けていきます。
ITER計画紹介マンガVol.1、Vol.2
http://www.fusion.qst.go.jp/ITER/comic/page1_1.html
第14回 再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム ブースでのQ&A
http://www.fusion.qst.go.jp/ITER/staff/page6_14.html
図1 第14回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム展示ブースの様子