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ITER建設サイトの状況(2020年9月現在)

 

ITER組立開始式典の様子(撮影:2020年7月)

ITERの組立開始式典

参加各極が分担する重要機器がITERサイトに到着し、いよいよITERの組立が公式に開始されます。組立を記念して、ITER機構はITERの組立開始式典を開催しました。式典には、マクロン仏大統領をはじめ、各極首脳や閣僚等がリモート出席されました。(2020.7.28)

トカマク建屋(撮影:2020年6月)

トカマク建屋

8年の年月を経て完成したトカマク建屋の壁に貼られた「We have delivered」には、建設に携わった多くの企業や人々への感謝の気持ちが込められています。(2020.6.15)

真空容器(撮影:2020年8月)

ITER 真空容器セクター9つのうち、韓国製作の最初のセクター(VVS#6)がITERサイトに到着しました。(2020.8.7)

組立ホールに格納された真空容器(VVS#6)と組立工具(2020.8.10)

梱包されていたケースが取り外されました。トロイダル磁場コイルと熱シールドパネルが一対になり、予備組み立てが施される予定です。(2020.8.20)

クライオスタット(撮影:2020年8月)

直径30m 、重量490トンのクライオスタット下部シリンダーは洗浄後、クライオスタットワークショップから組立ホールへ移動します。(2020.8.22)

組立ホールへ移動完了しました(2020.8.22)

組立ホールからトカマクピットに納めるため、クレーンで持ち上げ移動します。(2020.8.31)

クライオスタットとトカマクピットの壁の間は、わずか数mmの隙間しかありません。クライオスタットとバイオシールドのそれぞれの開口部が正確に合うように下降させながらトカマクピットに納めました。(2020.8.31)

EU製作トロイダル磁場コイル2号機の出荷(撮影:2020年8月)

EU製作トロイダル磁場コイル2号機

EU製作のトロイダル磁場コイル 2号機(TF#11)は、8月3日にイタリアのマルゲラ港を出港しました。ITER に必要な TFコイル 18機のうち、先に到着している日本製作の1・2号機、EU製作の初号機に次いで4機目になります。(2020.8.3)

EU製作トロイダル磁場コイル2号機

EU製作TFコイル2号機(TF#11)は、巨大なトレーラーに積み込まれ、夜間に陸送で運ばれます。ITERサイトへの到着は9月5日を予定しています。(2020.8.31)