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ITER建設サイトの状況(2015年12月現在)


2015年12月
ITERクライオスタット
インドによって調達され、ハジラにあるLarsen & Toubro Ltd.のプラントで製造されたクライオスタットベース(1,250トン)の第1段階(460トン)を形成する6個のセグメント(各60°)です。

 

12月10日に最初のクライオスタットセグメントがクライオスタット作業場にて積み下ろされました。各セグメントは、50トン近い重さです。セグメントは、2016年の夏に溶接作業が開始されるまで、クライオスタット作業場で保管されます。




ITERサイトに最初に到着した、パイの形をしたクライオスタットの60°セグメント3個です。


19トンのシェルが6個と60°のベースセクションが6個、およそ460トンもの機器がクライオスタット作業場に保管されています。


組立建屋
午後6時から朝5時までの夜間作業員が、組立建屋の向こう側で金属製外壁を支持する鉄骨格子の取付作業を行っています。


高さ60m、長さ97m、幅60mです。外壁材で覆う面積は14,000㎡もあります。


絶縁層を含む4層からなる外壁材は最終的に組立建屋を覆います。最も外側の外壁は空と周囲を反射させるために鏡面になっています。


トカマク複合建屋
トカマク複合建屋では、8時間の2部交代シフトで作業が進んでいます。11月にはトカマク複合建屋の地下1階レベル(B1)の配筋作業が開始されました。


12月中は、夜10時に就業となる作業員が最後に帰宅するまでトカマクピットの明かりはつけたままとなっています。トカマク複合建屋の2階レベルのコンクリート打設は2016年初めに開始される予定です。


トリチウム建屋 – 地下2階がほぼ完成
トカマクピットの最北端で、トリチウム建屋のために最後の壁と柱のコンクリート打設が進んでいます。


計測建屋
現在、計測建屋の下部は完全に木製の型枠で覆われています。次の段階である配筋作業は、2016年早々に開始されます。