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プラントシステムの仕組み

プラントシステムの主な役割は、 ブランケットやダイバータからの冷却水を用いて熱を取りだし、その熱を蒸気発生装置等の熱交換器を用いて、高温高圧の蒸気に変換します。 最後に、その蒸気をタービンに導き、タービンを回転させることで発電を行う役割を担います。

プラントシステムは、下図のように、主に3つの部分からなります。

  1. ①リングヘッダー
  2. ②熱交換器
  3. ③タービン・発電機

①リングヘッダーと②熱交換器は「トカマク本体建屋」に設置します。 ③タービン・発電機は「タービン建屋」に設置します

①リングヘッダーは、ブランケットやダイバータからの冷却水を集める配管の役割を担います。
次に、②熱交換器では、リングヘッダーで集められた高温高圧の冷却水を、高温高圧の蒸気に変換します。
③タービン・発電機では、高温高圧の蒸気を用いて、タービンを回し、発電を行います。

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