
第17回 全体会合
会合内容
第17回の全体会合を2023年8月3~4日に東京で開催しました。
今回もコロナ感染症の影響が小さくなったことから、現地参加を主体としたハイブリッド方式で開催しました。
産業界・大学・研究機関等から総勢75名が参加しました。
1日目には、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局参事官付の高橋補佐から、
「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」
を策定した以降の状況について説明いただきました。
戦略の三本柱である「フュージョンインダストリーの育成戦略」、
「フュージョンテクノロジーの開発戦略」、
「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略の推進体制等」について、
具体的な進捗状況が説明され,開発現場との情報交換の重要性など、
総合的な視点から活発な意見交換が行われました。
この他に、原型炉概念設計の現状や以下の共同研究の成果報告がありました。
2日目は、 最近の原型炉研究開発の加速要請や技術進展の動向も考慮するという観点から「原型炉概念のプランBについて」 、原型炉の小型化方針や高温超伝導コイルオプション、プラズマ設計の更新について意見交換を行いました。
第17回全体会合の様子