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VOL.4  発電機の省エネ
以前、Vol.2でお伝えしたJT-60の試験運転をしている現場を再び見学させて頂きました。

研究員のお兄さんにお話しを伺いました。
インタビューの研究員さん写真

インタビューに協力してくれたお兄さんです。

カナ:
『現在はどのような研究をしているのですか?』

お兄さん:
『プラズマは電流をたくさん流してあげるといい状態で閉じこめる事ができるんだ。だけど、電流をたくさん流すと、その分コストがかかってしまうよね。より少ない電流で、どうすれば効率良くプラズマを閉じこめる事ができるのか、という事について研究しています。』



なるほど。いわば電気代の節約。とても主婦的な実験ですね(笑)。



カナ:
『実際に核融合発電で発電する事になると具体的にどんな事が起きるのですか?』



お兄さん:
『核融合発電では、水素1gで石油8トン分のエネルギーを作り出す事ができるんだ。14gでは1世帯あたりの100年分ものエネルギーになるんだよ。
ちなみに100万キロワットの火力発電所では、1年間に140万トンもの石油を燃やしてエネルギーを作っているんだ。核融合発電の場合だと、水素の仲間の重水素
0.1トン、リチウム(水素の仲間の三重水素っていうのを作るのに使う材料だそうです)10トンで同じ分だけまかなう事ができるんだよ。核融合発電は二酸化炭素や高レベルの放射性廃棄物も出さないので地球にもとても優しいんだ。』




わぁ!たくさんの良いことがあるんですね!

融合発電ができて、世界中の電力をまかなったとしても、核融合で使うリチウムは地殻から600年分、海水から1500万年分もとれるそうです。石油はあと40年くらいしかもたないといわれている中で、核融合発電ができればエネルギーによる世界の紛争が起こる事もなくなるんだろうな…


平和な世界と地球の未来を創る研究かぁ。とても素敵ですね!


最後に質問してみました。



カナ:
『突然ですが、趣味はなんですか?』

お兄さん:
『趣味は…うーん車かな。』


カナ:
『それでは車を選ぶ一番の条件は?』

お兄さん:
『やっぱり見た目かな?スポーツカーが好きです。』

「それは燃費です。」…そんな答えをちょっぴり期待してしまった私でした。