原型炉設計
合同特別チーム

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核融合実用化へ 〜 原型炉設計プロジェクト

 原型炉設計合同特別チーム(特別チーム)は、(文部科学省核融合科学技術委員会)の審議に基づいて、核融合原型炉開発の技術基盤構築を進めるため、原型炉の概念設計及び研究開発を担う組織として設置されました。

核融合研究開発計画と原型炉(DEMO)

  原型炉は今世紀中頃までに核融合エネルギーで発電を実現することを目指す核融合炉であり、現在、日本を含む7極の協力のもとで建設中の国際熱核融合実験炉ITERの次のステップと位置付けられます。ITERの建設期から原型炉の概念設計を行うことによって、原型炉に向けて克服する必要がある課題や技術開発の目標が具体的になります。原型炉設計と並行して技術課題に取り組むことが大切であり、ITERやJT60-SAでの実験研究、炉工学や材料の研究開発を同時に進める戦略です。

『原型炉の目標』は以下の三つです。

  • 数十万キロワットの安定した発電を行うこと
  • 実用化に向けた運転・保安技術を開発すること
  • トリチウム燃料を自給自足する技術を開発すること

これらを満足する原型炉概念を構想し、核融合炉への道筋を示すことが特別チームのミッションです。

特別チームの位置付け

 特別チームは、文部科学省『核融合科学技術委員会』の下に設置された『原型炉開発総合戦略タスクフォース』からの方針提示に沿って、関連学協会と連携しつつ、原型炉概念に必要な様々な技術要素の基盤構築を目指します。平成27年6月のチーム発足以降、日本の産学官の叡智を結集し、原型炉の実現へ向けて広い範囲にわたる研究開発活動に着手しました。

チーム構成

平成29年6月現在 合計83名 (QST 28, NIFS 3, 大学 28, NIMS 1, 産業界 23)

  • 総合調整グループ
    • TF、学協会との連携
    • 情報発信
    • 共同研究、委託研究の調整
  • システム設計グループ
    • 基本概念
    • システム設計・統合
    • プラント、機器技術仕様
  • 物理設計グループ
    • プラズマ設計
    • 計測制御手法
  • 安全設計グループ
    • 安全評価に基づく安全指針
    • 環境影響、放射性廃棄物

活動計画

 原型炉の設計は、概念設計、工学設計、製造設計の三段階に分かれています。特別チームは、2020年に予定されている『中間チェック&レビュー』に向けて、国際協力のBA活動も有効に活用し、概念設計段階の基本設計を行います。

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