新屋貴浩研究員が第12回科学技術の「美」パネル展にて優秀賞を受賞しました

2018年04月12日

 IFMIF加速器施設開発グループの新屋貴浩研究員が第12回科学技術の「美」パネル展にて優秀賞を受賞し、4月12日に国立研究開発法人科学技術振興機構の東京本部にて表彰式が行われました。

 「美」パネル展とは、研究等の過程や成果などで生まれた、普段見ることができない現象をとらえた、見る人に感動や関心をもたらす画像を一般の方々と共有することで、科学技術への興味を広げるための作品展です。全国各地の科学館などで巡回展示された作品の中から、来館者による投票アンケートにより新屋研究員の作品が見事、優秀作品として選ばれました。

【写真説明・表彰までの経緯】
 受賞したパネルは、欧州との国際協力で進めている中性子を発生させるための核融合炉材料照射施設開発のための大強度重陽子加速器(高周波四重極加速器、通称RFQ)の断面を入口側から見たものです。その中心にある約1cmの隙間を大電流の重陽子ビームが走ります。重陽子は電極の波状のうねりによって作られた加速電場にのって、さらに10mもの長いトンネルを抜けると50倍に加速されます。反対の出口側から照らされた重陽子の道は光輝いて見えます。

【新屋研究員コメント】
 2016年4月、イタリアから六ヶ所核融合研究所に3分割して送られてきたRFQの据付作業がちょうど完了したときに撮影された写真です。据付作業では、3分割されたRFQを約100ミクロン以下の精度で接続するため、現場には常に緊張感が漂っていました。 日欧の息の合ったチームワークがあってこその成果であり、共に光輝くRFQに酔いしれたのはいい思い出です。
(協力:核融合欧州実施機関F4E、イタリア国立核物理研究所INFN)


【表彰式の様子】 


【IFMIF加速器施設開発グループ 春日井GLと喜び溢れる2ショット】


【左から田島理事、新屋研究員、平野理事長】


【神秘的に光り輝く粒子加速の道~加速器の複雑な構造~】