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ITER職員公募でのよくある質問


これまでのITER機構職員募集説明会でのよくある質問をまとめました。(2017.11.30)

Q:なぜ、量研機構が公募窓口を政府から依頼されているのですか。

  量研機構は、ITERプロジェクトにおける我が国の国内機関に文部科学省より指定されています。したがって、量研機構は、国の要請
 を受け、日本における公募の窓口として、ITER機構による職員公募の事務手続きを支援しています。

Q:サン・ポール・レ・デュランスはフランスのどこにありますか。

  ITER建設地のサン・ポール・レ・デュランスは、国際的な観光地としてよく知られた南仏プロバンス地方にあります。最寄りの国際
 空港はマルセイユ空港となります。マルセイユからサン・ポール・レ・デュランスまでは70kmほどあり、車で約1 時間かかります。
 ITER建設サイトは、フランス原子力庁(CEA)のカダラッシュ研究センターに隣接しています。サン・ポール・レ・デュランスの近くの
 町としては、南西方向に40kmほど離れたところにエクサンプロバンス、また北方向に20 kmほど離れたところにマノスクがあります。
 また観光地として有名な南仏コートダジュールのニースまで、車で2時間ほどの距離です。

Q:ITER機構職員に採用されるとフランスのサン・ポール・レ・デュランスに常駐することになるのですか。

  現在は全員がサン・ポール・レ・デュランスに常駐しています。ただし、将来ITER機構のフィールドチームが各加盟極に設置される
 ことになると、各加盟極に滞在する可能性があります。

Q:サン・ポール・レ・デュランスではどこに住むのですか。

  現状では、サン・ポール・レ・デュランスへ赴任する人は、ほとんどエクサンプロバンスあるいはマノスクに住んでいます。エクサ
 ンプロバンスは人口13万人程度で、15世紀に大学が創設されたという歴史のある町です。また印象派の画家セザンヌが生まれ、生涯を
 通して活動した場所としても知られています。マノスクは人口3万人程度の比較的小さな町ですが、やはり歴史があります。

Q:ITER機構に、寮やアパートはあるのですか。

  ITER機構には、寮やアパートはありません。ITER機構から支給される給与で、アパートなどを借りたりすることになります。サン・
 ポール・レ・デュランスの現地支援組織(Agency ITER France)のウェルカムオフィスが住宅探しを手伝ってくれます。

Q:サン・ポール・レ・デュランスでの学校教育はどうなるのでしょうか。

  サン・ポール・レ・デュランスへ家族を連れて赴任される方の子女教育のために、マノスクに公立の国際学校があります。ここは幼稚
 園から高校までの教育を行います。フランスの公立学校なので、特殊な授業を除き、授業料は基本的に無料です。授業はフランス語と
 日本語により行われます。それに加えて外国語(英語など)の授業があります。高校卒業資格として、所定の審査を経て、国際的に認
 定されたフランスのバカロレア資格の国際オプション(OIB)を取得することができます。
  また、エクサンプロバンスの郊外には、小学校から高校までの、私立の国際学校もあります。

Q:サン・ポール・レ・デュランスでは日本食料品などは手にはいるでしょうか。

  エクサンプロバンスやマノスクには、日本食料品店はありません。マルセイユにアジアの食料品を扱っている店があり、そこで米、
 味噌、醤油などの日本食料品を購入することができます。なお、エクサンプロバンスには日本レストランがあります。

Q:フランス語ができることは必須条件でしょうか?

  ITER機構のおける公用語は英語です。フランス語は必須ではありません。ただし、職種によっては、フランス政府当局や地元との折
 衝が必要となりますので、フランス語が必須条件となる場合もあります。この場合は、公募時の JOB DETAIL にその旨の記載があ
 ります。ITER機構の職員や家族は、現地で無料のフランス語のレッスンプログラムを受講することができます。

Q:現在ITER建設サイトでITER活動に従事している日本人は何人いますか。

  2017年11月現在で、専門職員(Professional Staff)として19名の日本人研究者・技術者が、ITER建設サイトでITERの建設活動に従事
 しています。また、支援職員(Technical Support Staff)には、6名の日本人職員が従事しています。

Q:ひとりで複数のポジションに応募できますか。

  応募ポジション数の制限はありませんので複数の応募ができます。

Q:応募する際に、必要な応募書類はなんですか?
  
  
応募するポジション毎に、下記の2種類の書類をご準備下さい。応募フォームへ添付していただきます。

   ・ CV (Curriculum Vitae)

   ・ Cover Letter

  また、オンラインの応募に際し、下記をご入力いただきます。

   ・ Your motivations(応募フォームに2000字以内でご入力いただきます。)

   ・ Personal History Form (学歴(入学、卒業年月日)、職歴(入社、転職年月日)、自分の推薦人、国際的な経験などを
                 ご入力いただきます。)


Q:国際プロジェクトの管理や国際調達の経験があるのですが、核融合関連の経験がありません。応募しても大丈夫でしょうか?

  ITER機構の場合は、ほとんどが物納調達(In-kind Procurement)になりますので、各参加極が調達する機器の品質管理が重要な仕事
 になります。これらの知識と経験のある方はもっと多くITER機構へ参加していただきたいと思っています。異なる国々とのプロジェク
 トにどのように関わったかなどの経験も重要視されると思います。原子力に関する知識があれば“売り”にはなりますが、必須ではないと
 思います。

Q:職務経験に関してですが、募集されているポジションと全く同一の職務経験が求められるのですか?

  職務経験については、募集ポジション毎に JOB DETAIL に記載されていますので、それぞれ要求される条件をみたす必要があり
 ます。一般的に、募集されているポジションと同じ分野等での経験が求められます。

  自身の経歴に照らし合わせて、関連するポジション、可能性のありそうなポジションに積極的に応募したらよいと思います。

Q:一般事務職を希望する場合、核融合に関する知識はどの程度必要でしょうか?

  一般事務職の場合は、核融合に関する専門知識は必要なく、基本的な核融合の知識で十分かと思います。ITER機構の公式ウェブサイ
 トや量研機構のウェブサイトには、一般向けに核融合やITERに関する解説がありますので、これらを参考にしていただければと思います。

Q:面接はどのように行われるのですか?

  面接は、テレビ会議システムを用いたビデオ面接です。通常5-6人のインタビューアー(審査委員)が面接を行います。面接では、
 インタビューアーの質問に対して、ポジティブに答えることが大事です。日本人は控えめな人が多いので、少し言い過ぎるくらいで
 ちょうどいいと思います。言葉の選び方も大事です。例えば、「難しい」というよりも「challenging」という言い方のほうがポジ
 ティブな印象を与えます。

Q:ITER機構職員に採用された場合、契約期間はどうなるのですか。

  ITER機構と直接雇用契約を結ぶ場合、契約期間は最大で5年となります。契約期間が満了になれば、契約を更新することができま
 す。

Q:応募してから採用が決まるまでの期間はどれくらいでしょうか。また、採用が決まってから着任までの期間はどれくらいでしょうか。

  応募書類の締め切り後、合格者には、約2か月後に採用の通知が届きます。その内訳は、応募書類の合格から面接の通知までが約1か
 月、面接後に採用の通知までが約1か月です。また、採用が決まってから着任までの期間は応募者の個人的事情によりますが、おおむね
 3-5ヶ月というのが通常のスケジュールです。

Q:ジョブディテールに記載されているP3とかP4は何を意味するのでしょうか。

  これは、ITER機構における専門職員の職位(級に相当)を示しています。ITER機構では、国際原子力機関(IAEA)などに準じて職位が
 定められています。Pのとなりの数字が大きくなるほど職位は高くなります。これまでの応募で示された最上級はP5です。この上に部長
 級のD (D1、D2)、副機構長のDDG、機構長のDGがあります。概ねP4、P5が中堅、P1、P2が若手、P3がその中間というところです。
 また、支援職員に対しても職位があり、Gのとなりの数字が大きいほど職位は高くなり、G7が最上級です。


Q:ITER建設サイトへ赴任する手続きは具体的にはどのようになるのですか。

  採用が決まった方は、ITER機構と雇用契約あるいは出向契約を締結します。

  渡仏にはフランスのビザが必要になります。ビザはご自身が東京のフランス大使館または大阪のフランス総領事館で申請することに
 なりますが、ビザの申請には、サン・ポール・レ・デュランスの現地支援組織(Agency ITER France、以下、ITERフランス)から
 Invitation Letter を発行してもらう必要があります。ITERフランスのウェルカムオフィスから送られる「ウェルカムファイル」の
 フォームに必要事項を記入して返送します。4週間程度でInvitation Letterが発行されます。この書類と他の必要な書類(長期ビザ申請
 書、パスポート、写真など)を準備してビザを申請します。ビザは約2週間で発行されます。

  サン・ポール・レ・デュランスで住む住宅の斡旋や、子女の現地校への編入手続き、滞在許可証の取得、その他現地における生活面
 でのいろいろな支援はITERフランスのウェルカムオフィスがやってくれます。詳細はWelcome Bookletをご覧下さい。

  なお、量研機構では、応募書類の取り纏めや、応募者の面接・採用に関する連絡を行うほか、赴任前後の各種手続きに関する情報提
 供などの支援を行います。また、量研機構ITER現地支援チームによる日本人職員の支援を行っております。

*ITER建設地については、ITER機構の表記に合わせ、これまでの"カダラッシュ"(地元の呼称) から"サン・ポール・レ・デュランス"(行政住所) へ変更しました。